新規創業で使える農業機械

機械・施設

SDKシリーズ

上の画像は、SDKシリーズSDK1-Cです。冬のイチゴから夏イチゴまでの栽培ができるように、暖房と冷房を兼ね備えた装置です。

特長を記載します。

暖房太陽熱ヒーターで、温湯を作り、温水を土壌潅水します。暖房のボイラー要らず低コスト加温で冬の栽培が可能です。
加冷冷却装置で冷水を作り、土壌潅水を行います。気温が上昇し、着花が途切れる5月以降に活躍します。8月まで収穫が可能ですが、次年度の作付に合わせ、苗を入れ換えます。
周年栽培イチゴは多年草ですので、栽培する農地に余裕があれば、2年から3年栽培も可能です。
自動運転液肥の自動潅水が出来ます。また、真水(温水)の潅水ができますので、10日程度自動運転が可能です。
アナログ仕様当初デジタル方式の設計でしたが、生産者の要請でアナログ仕様に全面変更しました。これにより、故障個所を生産者が自分で修理できたり、リモートで修理指示もできるようになりました。また、故障自体も少なくなりました。
暖房コスト低減冬場、ボイラー加温することなく、太陽熱の温水潅水で栽培できることで、栽培コストが大幅に下がります。
補助金対象CO2削減効果もあることで、農林水産省や経済産業省の補助金、その他の省庁の補助金事業に該当します。(申請者の属性や年度により、対象要件が異なります)

SDK-1Cが設置されている機械小屋の内部(左側)です。
中央上部のコントロール基盤内で、自動運転が可能です。黒いタンクに肥料を投入すると、肥料を撹拌し液肥を潅水することができます。大型タンク裏には紫外線殺菌装置があり、水を殺菌して給水することで、病気のリスクが減ります。

上部には太陽熱ヒーターが乗っています。

SDK-1C小屋の左側です。

温湯を薄めたり、夏場は冷水調整するタンクがります。小屋の地下に潅水パイプが設置してあり、ビニールハウス内のイチゴに潅水できます。

定植直後のイチゴ苗

手前の潅水パイプにパイプをつなぎ、潅水の準備をします。

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